太陽の味
息子の育てているミニトマト。
朝の水やりの後に 赤く実ったのを水道水で洗って
口に入れると 温かくて甘くて 太陽の味がする。
太陽の味は しあわせの味だ。
遠い小さな国の争いごとの起きている空の下の
小さな子供達。
笑ったり 泣いたり わがまま言ったりして
お母さんやお父さんに いっぱい抱きしめてもらえればいいな。
通りすがりに友達に出会えて「あんた身体が丈夫じゃないんだから気をつけなきゃ駄目だよ」って
心配したり されたりして 優しさ沁みたり。
毎日の中で 小さな喜びや優しさ感じて。
そんな風に過ごせる空の下になればいいな。って。
そう思ったりするのは テレビでニュースを見たり
谷川俊太郎の詩を読んでいる時。